“睡眠時無呼吸症候群(SAS)”とは、睡眠中に何回も呼吸が止まる病気です。
症状は、イビキ、起床時の頭痛、日中の眠気や倦怠感などです。
睡眠中に無呼吸が起こるのは、上気道(空気の通り道)が塞がるためです。
原因の多くは「肥満」ですが、顎が小さい、口の中の広さに対して舌が大きいなども方も注意が必要です。
高血圧や脳卒中などの合併症を引き起こす危険もあり、睡眠が十分に取れていないことから交通事故などの一因となってしまうという例もあります。
当院では、スリープスプリントという顎関節症治療用マウスピースを使用します。これは、寝ている間に下顎や舌が沈みこみ上気道を塞いでしまわないための方法です。
当院では、熊沢医院と提携し多面的な治療が必要な患者さんの状態にあった治療を行っております。